2026年7月11日、米ラスベガスのT-Mobile Arenaで行われた『UFC 329』メインイベントで、コナー・マクレガーがマックス・ホロウェイに1R 1分09秒でTKO負け。試合開始直後に放ったジャンピングキックで自ら膝を痛め、そのまま試合が止まりました。
2021年7月のダスティン・ポイエー戦以来、5年ぶりの復帰戦でした。マクレガーは手術を受ける意向と再起の意思を示していますが、復帰時期も次戦も現時点で発表されていません。
▲ UFC公式チャンネル「TKO負け(負傷) #UFC329」(時点で公開から2週間・259万回視聴)
ジャンピングキック直後に膝を負傷
UFC公式のリザルト記事によれば、マクレガーは開始直後にジャンピングキックを放ち、着地の瞬間に膝が崩れました。立て直そうとしてキャンバスに二度足を滑らせ、ホロウェイの蹴りを受けて後ろへよろけたところでレフェリーが試合を止めています。
公式記録は1R 1分09秒、TKO(負傷)。ホロウェイの打撃で倒したフィニッシュではありません。
2021年の脚の骨折から5年ぶりだった
マクレガーがオクタゴンに立つのは、2021年7月のダスティン・ポイエー戦以来5年ぶり。あの試合も脚の骨折によるドクターストップで終わっており、2試合連続で自身の脚のトラブルによる負け方になりました。
マクレガーは手術と再起の意思を表明
試合の2日後、UFCはマクレガーが手術を受ける意向であり、リハビリを経て格闘技へ戻る意思をSNSで示したと報じました。手術とリハビリを経て稽古に戻る、乗り越えて必ず帰ってくる、という趣旨の投稿でした。
負傷部位はACL、デイナ・ホワイトが7月18日の会見で明言
7月18日の『UFC Fight Night: Du Plessis vs Usman』(オクラホマシティ)試合後会見で、デイナ・ホワイトCEOがマクレガーについて聞かれ、膝の手術を受けること、手術後はフィジカルセラピーが必要で時間がかかること、医師が本格的なトレーニング再開を認めてから改めて話す、と答えました。
そのうえでホワイトCEOは、負傷部位を「ACL(前十字靭帯)」と明言しています(UFC公式・2026年7月19日)。
7月13日時点では、同じホワイトCEOが「blown ACLだと想定している」「自分は医師ではない」と前置きした推測として同じ見立てを述べていました。それが1週間足らずで、部位を断定する言い方に変わりました。
公表されたのは部位までで、損傷の程度も手術の内容もまだ出ていません。ここから復帰までの期間を読むには材料が足りない、と見ています。
復帰時期と次戦は確定していない
デイナ・ホワイトCEOのコメントが示すとおり、UFCの立場は「医師の許可が出るまで次の話はしない」というものです。マクレガーの次戦の相手・時期は現時点で未発表で、引退が決まったわけでも長期欠場の期間が示されたわけでもありません。
UFCの大会そのものは、マクレガーの復帰を待たずに続きます。直近では8月29日に中国・上海でUFC上海が開催されました(全13試合の結果はこちら)。
→ UFC上海(朝倉海 vs アオリ・チロン)の視聴方法を見る
ホロウェイの次戦も正式発表前
ホロウェイは今回無傷で試合を終えています。UFC公式コラムによれば、ホロウェイは試合後、3戦目の実施を提案したそうです。同じコラムはジャスティン・ゲイジーとの再戦を次戦の案として挙げていますが、これはマッチメイクの正式発表ではありません。
よくある質問
Q. マクレガーの次の試合はいつ?
A. 現時点で未発表。UFCは、医師が本格的なトレーニング再開を認めてから話をするという立場を示しています。
Q. 負傷はACL断裂と確定した?
A. デイナ・ホワイトCEOが7月18日の会見で負傷部位を「ACL」と説明したことは確認できるが、「断裂」という語や半月板損傷、医師による正式な診断は発表されていません。
関連記事
出所:UFC公式・UFC 329試合結果、UFC公式・手術発表の報道、UFC公式・デイナ・ホワイトCEO会見(2026年7月19日)、UFC公式・大会後の論点整理


