K-1は7月19日、「K-1 WORLD GP 2027 -90kg世界最強決定トーナメント」の開催を発表しました。ロシア・ルーマニア・インド・ブラジル・ドイツ・オーストラリア・UAEの7カ国・地域で世界予選を行い、勝ち上がった6人に主催者推薦10人を加えた16人が、2027年2月11日に東京でFINAL16を戦います。
発表の場は、7月20日『K-1 DONTAKU 2026』(福岡)の前日計量会見。須藤元気プロデューサーが「世界各地で予選を行い、その地域を代表する選手たちがK-1のリングに集結する、いわば『立ち技格闘技のワールドカップ』です」と説明しました。
7地域も予選があるのに、勝ち上がれるのは6人だけという設計が面白い。しかもFINAL16の内訳を見ると、世界予選組6人より主催者推薦10人のほうが多い。世界を回って勝ち上がる価値と、K-1が「今この選手を見せたい」という裁量の両方を残した組み方だと見ています。
世界予選は7地域、通過者は6人
世界予選の開催地はロシア、ルーマニア、インド、ブラジル、ドイツ、オーストラリア、UAEの7カ国・地域。ただしここを勝ち抜いてFINAL16に進めるのは、合計6人だけです。
地域によって形式が違います。ロシアとルーマニアは各4人制トーナメントで、両大会の優勝者2人がもう1試合を戦って1枠を分け合う方式。残る5カ国(インド・ブラジル・ドイツ・オーストラリア・UAE)は各8人制トーナメントで、優勝者がそのまま1人ずつFINAL16へ進みます。
出場人数を単純に足すと、4+4+8+8+8+8+8で計48人。ここからFINAL16に進めるのは6人なので、世界予選全体で見れば8倍の狭き門です。
ロシアとルーマニアは12月に1枠を争う
ロシア・ルーマニアの4人制トーナメントをそれぞれ勝ち上がった優勝者2人は、2026年12月開催予定のK-1大会で「世界最終予選」を1試合戦います。ここで勝った1人だけがFINAL16行きの切符を手にします。2大会・計8人が戦って、進めるのはたった1人という、7地域の中でいちばん狭き門です。
世界予選そのものは2026年8月1日のロシア大会からスタートします。
5地域の8人制優勝者はそのままFINAL16へ
インド、ブラジル、ドイツ、オーストラリア、UAEの5カ国は、各8人制トーナメントの優勝者がそのまま1人ずつFINAL16に進みます。5カ国で5人。ロシア・ルーマニア経由の1人と合わせて、世界予選からの進出者は計6人です。
7地域の開催地と日程
K-1が公開したトーナメント構造図には、7地域それぞれの開催地と日程が入っています。8月1日のロシアを皮切りに、12月のUAEまで約5カ月かけて世界を回る日程です。
| 地域 | 開催地 | 日程 | 方式 |
|---|---|---|---|
| ロシア | エカテリンブルク | 2026年8月1日 | 4人制 |
| インド | デリー | 2026年9月19日 | 8人制 |
| ブラジル | サンパウロ | 2026年9月26日 | 8人制 |
| ドイツ | ミュンヘン | 2026年10月4日 | 8人制 |
| ルーマニア | ブカレスト | 2026年10月(日付未定) | 4人制 |
| オーストラリア | メルボルン | 2026年10月31日 | 8人制 |
| UAE | アブダビ | 2026年12月(日付未定) | 8人制 |
| 世界最終予選 | 未発表 | 2026年12月(日付未定) | ロシア・ルーマニアの優勝者2人 |
ルーマニア・UAE・世界最終予選の3つは月までの発表で、日付は「TBD」とされています。
| ステージ | 内容 | 進出人数 |
|---|---|---|
| ロシア4人制/ルーマニア4人制 | 各優勝者2人が2026年12月「世界最終予選」で対戦 | 1人 |
| インド・ブラジル・ドイツ・豪州・UAE(各8人制) | 各優勝者がそのままFINAL16へ | 5人 |
| 世界予選 合計 | 上記1人+5人 | 6人 |
| FINAL16(2027年2月11日・東京) | 世界予選6人+主催者推薦10人の計16人が対戦 | 8人が勝ち上がり |
| FINAL8・決勝トーナメント(2027年5月9日・東京) | FINAL16勝者8人が対戦 | 優勝1人 |
世界予選6人と推薦10人でFINAL16
世界予選を勝ち抜いた6人に、主催者推薦の10人を加えた計16人が、2027年2月11日、東京でのFINAL16に進みます。16人のうち推薦枠が10人と、世界予選経由より多い構成です。
2月11日に16人、5月9日に8人
FINAL16(2027年2月11日・東京)を勝ち抜いた8人が、2027年5月9日、同じく東京で開催されるFINAL8・決勝トーナメントに進出。ここで世界最強が決まります。
なお、K-1は7月16日にも「K-1 FIGHTING NETWORK」構想として、インドで10大会・カンボジアで10大会(今後1年間で計20大会)の開催を別途発表しています。同じ会見では、9月19日に韓国・尚州で「K-1 FIGHTING NETWORK in Sangju, Korea」(日韓対抗戦)の開催も発表されました。この発表に-90kgトーナメントへの言及はなく、20大会がそのまま-90kg世界予選を指すわけではありません。インドは-90kg世界予選の開催国としても発表されていますが、両者が同じ大会を指すかどうかは現時点で分かりません。別発表として切り分けて追うのが確実です。
選手名と各予選の詳細日程は今後発表
出場選手は現時点で未発表です。K-1は「出場選手は決定次第、順次発表される」としています。
会見に同席した石井和義館長は「無敗のターザン選手」「K-Jee選手」「(引退状態の)ルーカス・アハテルバーグ選手」を注目選手として挙げましたが、これは注目選手へのコメントであり、この3人の出場が決まったわけではありません。
各国予選の開催地と日程は上記のとおり公開されていますが、ルーマニア・UAE・世界最終予選の3つは日付が未定のままです。賞金・配信・具体的な会場名も、決まり次第の発表待ちになります。
よくある質問
Q. -90kg世界最強決定トーナメントは誰が出る?
A. 現時点で出場選手は未発表です。決まり次第、順次発表されるとしています。
Q. 決勝はいつ?
A. FINAL8・決勝トーナメントは2027年5月9日、東京で開催予定です。
Q. 日本で予選は行われる?
A. 世界予選7カ国・地域はロシア・ルーマニア・インド・ブラジル・ドイツ・オーストラリア・UAEで、日本は入っていません。ただしFINAL16・FINAL8はいずれも東京開催です。
Q. 世界予選はいつから?
A. 2026年8月1日のロシア(エカテリンブルク)大会からスタートし、インド9月19日、ブラジル9月26日、ドイツ10月4日、オーストラリア10月31日と続きます。ルーマニアは10月、UAEは12月の開催で日付は未定です。
出所:K-1公式「K-1 WORLD GP 2027 -90kg世界最強決定トーナメント」、K-1公式「K-1 FIGHTING NETWORK」


