8月11日(火・祝)にTOYOTA ARENA TOKYOで開催される『RIZIN.54』の第5試合、摩嶋一整vs武田光司(66.0kg契約・5分3R)。大会2日前の8月9日、都内で行われた出場選手の個別インタビューに両者が別々に応じ、摩嶋は「フィニッシュ率とか極める力は僕の方が上なのかなと思います」と語りました。
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同じ日に取材を受けた武田は、摩嶋の寝技を「サブミッションの能力が凄く高い」と評したうえで、それでも譲らないという前提で「根性勝負」と表現しています。倒して極めたい摩嶋と、倒して削りたい武田。似た土俵で、それぞれ違う勝ち方を口にしました。
摩嶋一整「しのいで自分が極めたい」
摩嶋は現在の心境を「山口県の仲間としっかり練習もしてきたんで、もうやるだけって感じです」と話しました。
対戦相手の印象については「武田選手は常にアグレッシブで激闘が多い、レスリング主体の選手だと思うので、組みとかも強いと思いますが組みは自分も自信を持っているとこなんで、しっかり勝負していきたいなと思ってます」。試合展開のイメージを問われると「やっぱり自分は組んで倒して極めたいんで、武田選手もしっかりアグレッシブな攻撃をしてくると思いますけど、しのいで自分が極めたいなと思ってます」と答え、上のポジションを取る自信を聞かれると「もちろんあります」と即答しています。
同じレスリング系グラップラーを相手に、自分が上回っている点として挙げたのが「フィニッシュ率とか極める力は僕の方が上なのかなと思います」でした。摩嶋の19勝のうち16勝が一本勝ちで、直近の2026年4月・RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKAでもジェームズ・ギャラガーを3ラウンドに肩固めで極めています。
RIZINでの通算成績が5勝5敗であることに触れられると、「それはもちろん、勝ち越し、連勝がいいですね。ここでしっかり勝って」と述べました。
この日の個別インタビューは、RIZIN公式YouTubeでも公開されています。摩嶋の回は13分50秒から収録されています。
▲ 試合前インタビューRIZIN.54 / まとめPart3(RIZIN FIGHTING FEDERATION・2026年8月9日公開・38分53秒/摩嶋一整は13:50から)
武田光司「こんなに早い段階で挑戦させてもらえるのはありがたい」
武田は同じ8月9日の取材で、摩嶋を以前から見ていたと明かしました。「ライト級の時から摩嶋選手の試合は見させてもらっていたので、”うわっ、凄い強いな”と思っていて。フェザーに転向して、摩嶋選手に挑戦させてもらうのはもうちょっと先かなと思っていたんですけれど、こんなに早い段階で挑戦させてもらえることにありがたく思っています」。
何を見ていたのかという問いには「技術的なところを見ていて、サブミッションの能力が凄く高い。凄いなと思って。勉強という意味合いでも試合をよく見ていました」と答え、対戦相手になってもその評価は変わらないとしています。「摩嶋選手も絶対に試合で出してくるところに変わりはないと思うので、ぶつかり合いだなと思います」。
自分の型については「僕は組み付きに行って四つで削って、そこから持って行く形」と説明し、「最初の先手はほぼ一緒だと思っている」と述べました。摩嶋が「組んで倒して極めたい」と言い、武田が「組み付いて四つで削る」と言う——入口が重なっているという認識は、両者に共通しています。
そのうえで武田は「摩嶋選手もそこは武田なんかに負けないと絶対に思っているはずなので根性勝負ですね」と締めました。
「グー同士だけれどグーの質が違う」7月30日の公開練習
個別インタビューの10日前、7月30日には都内でRIZIN.54出場選手の公開練習が行われました。武田はミット打ちで、ワンツーに加えてシングルレッグに入る動きを見せています。
この場で武田は、準備期間について「フェザー級になってファイトキャンプでプログラミングされていることを一個一個練習していくっていう」と説明し、「体重に関してもバッチリですし、問題ないですね。僕は凄くノッていると思います」と話しました。3月のビクター・コレスニック戦は計量3日前の緊急オファーで、その時とは違って今回は準備期間があります。
摩嶋との寝技の展開を問われると「企業秘密でお願いします」とかわす一方、両者の関係をこう表現しました。
「トータル的に見たら僕もレスリングですからグラップラーですからね。摩嶋選手もグラップラー。でもグラップラーだけど質は違うじゃないですか。だから僕は僕の持っているところで勝負したいなと。(中略)じゃんけんで言ったらグー同士だけれどグーの質が違う者同士。だから展開もいろいろ生まれてくるんじゃないのかなと」
グーとグーがぶつかったとき、勝敗を分けるのは「先に組めるか」ではなく「組み合ったあと何をするか」になります。武田が四つから削る形を先手と呼び、摩嶋が同じ組みから極めを狙うと言っている以上、この試合は組みの奪い合いではなく、組んだ状態が長く続いたときにどちらの引き出しが多いかで決まると見ています。
5月・6月の繁忙期を越えて臨む摩嶋
摩嶋は山口県のプラント会社に勤めながら試合をしています。7月の広島大会ではなく8月の東京大会を選んだ理由を、大会5日前に公開されたMMAPLANETのインタビューでこう説明していました。
「最初は広島大会のオファーもあったんですよ。でも毎年5~6月が仕事のピークで。ずっと練習はしていますけど、仕事が忙しい時期に7月の大会に向けて減量もしていくのは難しいと思いました。どちらかに絞って、やる時はやる。仕事と格闘技、どちらも中途半端にやりたくないので」
8月9日の取材では、その繁忙期を「5月・6月は毎年超RIZINみたいなもんなんで(笑)。無事に終わったんで、そこからしっかり練習して」と振り返っています。試合翌日は盆休みのため出社の必要はなく、妻は取材日の8月9日から東京入りしている、子どもは留守番だと話しています。今回の対戦カードが地元の山口新聞で先に報じられたことについては、「会社の人とかも普段新聞を買わない後輩とかも買ってきてたんで、会社に。すごい嬉しかったですね」と述べています。
この一戦を勝った先について、摩嶋はMMAPLANETで「武田選手は前回、スクランブル参戦でビクター・コレスニックに競り勝ったので、評価も上がっていると思います。その武田選手を超えたら、またトップ層と戦える。RIZINのベルトに近づくことができるのかな、とは考えますよね」と話しました。同じ取材では、自分が戦う階級についてこうも語っています。
「これからは本当に強い選手しか残れなくなると思います。どんどん中途半端な選手はいなくなる。人気だけでは生き残れない」
そのうえで、試合でやることは決めていると明言しました。「自分が試合でやることは決まっているので、武田選手をテイクダウンしてチョークアウトします」。
カードの位置づけや両者の戦績は摩嶋一整vs武田光司、柔術と組み技の19勝同士がRIZIN.54で当たるに、全10試合の並びはRIZIN.54の全対戦カードと注目の3試合にまとめています。
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よくある質問
Q. 摩嶋一整vs武田光司はRIZIN.54の何試合目?
A. 第5試合です。66.0kg契約・5分3Rで行われます。
Q. 摩嶋一整の試合前インタビューはどこで見られる?
A. RIZIN公式YouTubeの「試合前インタビューRIZIN.54 / まとめPart3」に収録されており、摩嶋の回は13分50秒から始まります。
Q. 摩嶋一整はどんな勝ち方を宣言している?
A. 8月6日公開のMMAPLANETのインタビューで「武田選手をテイクダウンしてチョークアウトします」と述べています。
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本ページの情報は2026年8月10日時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
試合開始時間、対戦カードが変更になる可能性があります。出場選手はいずれも出場予定です。
出所:ゴング格闘技「摩嶋一整”超RIZINのような仕事期間”を終えて武田光司戦へ」(2026-08-09)、ゴング格闘技「武田光司『摩嶋選手に挑戦させてもらうのはもうちょっと先かなと思っていた』」(2026-08-09)、MMAPLANET「摩嶋一整が語る武田光司とフェザー級戦線」(2026-08-06)、ゴング格闘技「豪腕テミロフに後藤丈治、摩嶋一整と対戦の武田光司は『僕は凄くノッている』」(2026-07-30・公開練習レポート)、RIZIN公式「摩嶋一整 vs. 武田光司が決定!」、RIZIN公式YouTube


